LANケーブル

2024.06.14

インターネット接続に欠かせない! LANケーブルと光ファイバーケーブルの特徴を解説

 

LANケーブルと光ファイバーケーブルの違いって何?

インターネット接続やデータ通信において、LANケーブル光ファイバーケーブルは欠かせない存在となっています。どちらのケーブルも高性能ですが、それぞれに異なる特徴や用途があります。この記事では、これらのケーブルの特徴や違いについて詳しく解説していこうと思います。

 

LANケーブルの特徴は?

LANケーブル(ローカルエリアネットワークケーブル)の特徴は以下の通り。

カテゴリ(Cat)

Cat5e:最大100Mbpsから1Gbpsの速度をサポートします。一般的な家庭や小規模オフィスで使用されます。

Cat6:最大1Gbpsの速度でサポートし、特定の条件下では10Gbpsも可能です。ノイズ対策が強化されています。

Cat6a:Cat6よりも更に高い周波数をサポートし、10Gbpsの速度を長距離で提供します。

Cat7:10Gbpsの速度を100メートルまでサポートします。シールド(STP)されており、外部干渉に強いです。

Cat8:最大40Gbpsの速度を短距離(30メートルまで)で提供します。主にデータセンターで使用されます。

シールド

UTP(Unshielded Twisted Pair):シールドされていないツイストペアケーブル。ノイズに弱いが、安価で取り回しやすい。

STP(Shielded Twisted Pair):シールドされているツイストペアケーブル。ノイズに強いが、やや高価。

コネクタ

RJ45:一般的なLANケーブルのコネクタ。ほとんどの家庭やオフィスで使われる標準的な接続方法。

ケーブルの長さ

一般的には0.5メートルから100メートルまでの長さが市販されています。長さが増すと信号の減衰が増えるため、適切な長さのケーブルを選ぶことが重要です。

速度と帯域幅

ケーブルのカテゴリによってサポートされる速度と帯域幅が異なります。高カテゴリのケーブルはより高速で広帯域な通信をサポートします。

用途

家庭用:一般的にCat5eやCat6が使用されます。

業務用:高速で安定した通信が求められるため、Cat6aやCat7が使用されることが多いです。

データセンター:Cat8が使用され、高速で信頼性の高い通信が可能になります。

 

これらの特徴を考慮して、必要な速度や環境に応じた適切なLANケーブルを選択することが重要となります。

 

光ファイバーケーブルの特徴は?

光ファイバーケーブルの特徴は以下の通り。

高帯域幅

光ファイバーは非常に高いデータ転送速度を提供します。これにより、大量のデータを迅速に送信することができます。

長距離伝送

光ファイバーは信号の減衰が少ないため、長距離にわたるデータ伝送が可能です。これにより、中継装置の数が減り、総コストが削減されます。

電磁干渉への耐性

光ファイバーは光信号を使用するため、電磁干渉(EMI)や無線周波数干渉(RFI)に対して非常に耐性があります。これにより、安定したデータ伝送が可能となります。

高いセキュリティ

光ファイバーは物理的に盗聴が難しいため、データのセキュリティが高まります。光信号は遮断や分岐が難しいため、データの不正アクセスを防ぎやすいです。

軽量で小型

光ファイバーケーブルは銅線ケーブルと比較して軽量で小型になります。これにより、設置や取り扱いが容易になります。

耐久性と長寿命

光ファイバーは腐食や環境条件に強く、長寿命です。これにより、メンテナンスコストが低く抑えられます。

 

これらの特徴により、光ファイバーケーブルは高速インターネット、電話通信、テレビ放送、企業のネットワークインフラなど、さまざまな用途で広く利用されています。

 

 

LANケーブルと光ファイバーケーブル、比較してみると

通信速度

LANケーブルは最大10Gbpsの速度をサポートする一方で、光ファイバーケーブルはこれを超える速度を提供します。光ファイバーケーブルは、特に高帯域幅を必要とするアプリケーションに適しています。

帯域幅

光ファイバーケーブルは、より広い帯域幅を提供し、同時に多くのデータを高速で伝送することができます。LANケーブルも広い帯域幅を持ちますが、どうしても光ファイバーには劣ってしまいます。

データの伝送距離

LANケーブルは数百メートルまでの範囲で効果的ですが、光ファイバーケーブルは数十キロメートルまでのデータ伝送が可能。

拡張性

光ファイバーケーブルは、将来的な帯域幅の増加に対応しやすい。LANケーブルもある程度の拡張性を持っていますが、物理的な限界があります。

セキュリティ

光ファイバーケーブルは盗聴やハッキングが非常に困難で、高いセキュリティを提供します。LANケーブルは適切なセキュリティ対策が必要となります。

費用・価格・料金

LANケーブルは初期費用が低く、維持コストも低めとなります。光ファイバーケーブルは初期費用が高く、設置やメンテナンスにもコストがかかります。

 

LANケーブルのメリット・デメリットは?

メリット

 コストが低い:安価で手軽に入手可能。

 設置が容易:柔軟性があり、簡単に配線できる。

 広範なサポート:多くのデバイスが対応している。

デメリット

 通信距離の制限:数百メートル以上の距離には不向き。

 ノイズの影響:電磁干渉に弱い。

 速度の限界:光ファイバーには及ばない。

 

光ファイバーケーブルのメリット・デメリットは?

メリット

 高速通信:非常に高速なデータ伝送が可能。

 長距離伝送:遠距離でも信号の劣化が少ない。

 ノイズ耐性:電磁干渉に強い。

デメリット

 コストが高い:初期費用や維持コストが高い。

 設置が複雑:専門的な知識や技術が必要。

 物理的な脆弱性:曲げや引っ張りに注意が必要。

 

 

まとめ

LANケーブルと光ファイバーケーブルには、それぞれに異なるメリットとデメリットがあります。LANケーブルは、コストパフォーマンスが高く、短距離での利用に最適です。一方、光ファイバーケーブルは、高速で長距離のデータ伝送が必要な場合に適しています。どちらのケーブルを選ぶかは、用途や必要な性能、予算に応じて決めることが重要となります。

 

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