LANケーブル

2024.06.16

ネズミに要注意! LANケーブルのトラブルを未然に防ぐ方法

 

LANケーブルにとっての思わぬ大敵・ネズミ!?

LANケーブルの設置や使用において、一般的に思い浮かぶトラブルは断線や接続不良ですが、実はネズミによる被害も大きな問題です。特に家庭やオフィスの配線が複雑な場合、このような被害は見過ごされがちです。この記事では、ネズミがどのようにしてLANケーブルに被害を与えるのか、そしてその対策について詳しく解説していこうと思います。

 

そもそも、ネズミとは?

ネズミは小型の齧歯類で、世界中に広く分布しています。家ネズミ、ドブネズミ、ハツカネズミなど、さまざまな種類が存在します。彼らは小さな体を活かして、狭い隙間や配管の中を自由に移動し、食料や巣材を探します。そのため、人間の生活圏にも容易に侵入してきます。

 

なぜネズミはケーブルをかじるの?

ネズミがケーブルをかじる理由は複数ありますが、主な理由は以下の通り。

1. 歯の成長抑制

ネズミは齧歯類であり、前歯が常に成長し続けます。このため、ネズミは硬いモノをかじることで歯の長さを抑え、適切な長さに保つ必要があります。ケーブルはそのための格好の対象となり、かじってしまうのです。

2. 探求心

ネズミは非常に好奇心が強く、新しいモノや異なる物質をかじって調べる習性があります。ケーブルはその硬さや形状、時には中の金属線の存在から興味を引く対象となったりします。

3. 巣材の収集

ネズミは巣を作るためにさまざまな材料を収集します。ケーブルの外皮は巣材として利用できると判断されることがあります。

4. 食料の探索

ネズミは食べ物を探し求める中で、食べ物の匂いが付着している可能性のあるケーブルをかじることがあります。特に家庭やオフィスなどで食べ物の残り香がケーブルに付着している場合、これを食料と誤認してかじることがあります。

 

このような理由から、ネズミがケーブルをかじる行動をとることがよく見られます。また、ケーブルの内部に含まれるプラスチックやゴムの匂いが、食べ物と間違えられることも原因のひとつとしてあります。

 

ネズミによるLANケーブルの被害が引き起こす問題とは?

ネズミによるLANケーブルの被害は、以下のような問題を引き起こすことがあります。

1. ケーブルの咬み傷

ネズミは歯を削るため硬いモノをかじる習性があり、LANケーブルもその対象となります。ケーブルが咬み切られると、データの送受信に不具合が発生してしまいます。

2. ネットワークの断絶

ケーブルが損傷すると、その部分のネットワークが機能しなくなります。特に企業やデータセンターでは、ネットワーク断絶が業務に重大な影響を及ぼす可能性があります。

3. 修理コスト

LANケーブルの修理や交換にはコストがかかります。特に建物の内部や地下に敷設されている場合、アクセスが難しく、修理が複雑になってしまいます。

4. セキュリティリスク

損傷したケーブルを通じてデータが漏洩するリスクも考えられます。ネズミが引き超す物理的な損傷より、ネットワークの脆弱性が露呈してしまう可能性があります。

5. 機器の損傷

場合によっては、ネズミが機器自体をかじり、LANケーブルだけでなく、ルーターやスイッチなどのネットワーク機器にも損傷を与えることがあります。

 

これらの問題を防ぐためには、ネズミ駆除対策の強化、ケーブルの保護、定期的な点検が必要となります。

 

 

ネズミを侵入させない方法とは?

ネズミの侵入を防ぐためには、まず建物の隙間を徹底的に塞ぐことが重要です。配管の周りや窓の隙間など、ネズミが通り抜けられるような小さな穴も見逃さず、金属板やシーリング材でしっかりと封鎖しましょう。

 

代表的なネズミ対策は?

具体的なネズミ対策としては、以下の方法が一般的です。

 ネズミ捕り:粘着シートや罠を使ってネズミを捕獲します。

 超音波装置:ネズミが嫌がる超音波を発生させる装置を設置します。

 防鼠剤の使用:ネズミが嫌がる匂いを放つ防鼠剤を使用します。

これらの対策を組み合わせることで、効果的にネズミを駆除することができます。

 

二次被害の対策も必要?

ネズミ対策を行う際には、二次被害にも注意が必要です。例えば、毒餌を使用した場合、死骸が見つからずに腐敗し、悪臭や衛生問題を引き起こす可能性があります。トラップを使用する場合も、定期的な点検と清掃が必要となります。

 

ネズミ対策に効果アリ、防鼠LANケーブル

防鼠LANケーブル(mouse-proof LAN cable)は、ネズミによるケーブルのかじりつきを防ぐために設計された特別なケーブルです。これらのケーブルは、通常のLANケーブルと同じようにネットワーク接続を提供しますが、ネズミがかじるのを防ぐために特別な素材や構造が使用されています。

防鼠LANケーブルの特徴は以下の通りです。

 

硬い外皮:通常、硬くて耐久性のある外皮が使用されており、ネズミがかじっても簡単に損傷しません。

特殊な材料:ネズミが嫌がる材料や添加物が使われることがあります。これにより、ネズミがケーブルをかじるのを避けるようになります。

多層構造:ケーブルの内部は多層の保護構造になっており、物理的なダメージに対しても高い耐性を持っています。

 

これらのケーブルは、特に食品工場や倉庫、農場など、ネズミが発生しやすい環境で効果的です。ネズミによるケーブルの損傷は、ネットワークのダウンタイムや修理費用の増加など、多くの問題を引き起こす可能性があるため、防鼠LANケーブルはそのようなリスクを軽減するのに役立ちます。

ネットワークの安定性を維持し、ネズミによる被害を防ぐために、防鼠LANケーブルの導入を検討してみる価値はあると思います。

 

 

まとめ

LANケーブルにとって、ネズミは思わぬ大敵です。彼らの侵入を防ぐためには、建物の隙間を塞ぎ、適切なネズミ対策を講じることが重要です。また、防鼠LANケーブルを使用することで、ネズミによる被害を未然に防ぐことができます。しっかりとした対策を講じることで、安心してネットワーク環境を維持しましょう。

 

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