LAN配線

2024.06.13

オフィス効率化の鍵:OAフロアとLAN配線の整備ガイド

 

OAフロアとLAN配線の整備って何?

オフィスの効率化と快適な作業環境を実現するためには、OAフロアとLAN配線の整備は非常に重要となります。特に、現代のビジネスシーンでは、高速なインターネット接続と柔軟な配線環境が不可欠となっています。ここでは、OAフロアとは何か、配線工事を依頼する際の注意事項や施工手順、概算費用、そしてDIYの可能性について詳しく説明していこうと思います。

 

OAフロアとは?

OAフロアとは、「オフィスオートメーション(Office Automation)の略で、オフィス内の情報機器やネットワークケーブルを一貫して設置・配線するための床構造のことを指します。具体的には、床を二重構造にして、その間にケーブルや配線を通すことで、オフィスのレイアウト変更や配線の追加・修正が容易に行えるようにしています。
 

 

OAフロアのLAN配線工事を業者に依頼する際の注意事項

OAフロアのLAN配線工事を業者に依頼する際には、以下の点に注意しましょう。

事前の準備

ニーズの明確化:どのようなネットワーク環境が必要なのか、どのくらいの機器を接続する予定なのか、将来的な拡張計画なども明確にします。

予算の確認:予算範囲を設定し見積もりを複数業者から取り、検討を行います。

業者の選定:実績や評価、提供サービスの内容を確認し、信頼できる業者を選定します。

業者との打ち合わせ

現地調査:業者に現地調査を依頼し、実際の配線経路や設置場所を確認します。

配線計画:具体的な配線計画を立てて、必要な機器やケーブルの種類・数量を確認します。

配線ルートの確認:床下や天井裏、壁内部の配線ルートを業者と共に確認し、障害物や既存の配線との干渉がないかチェックします。

工事日程の調整:業者と工事日程を調整し、実質の業務に影響が出ないように計画を立てます。

工事中は

工事の監督:定期的に工事内容の相違や進捗状況を確認し、問題があれば早期に連絡をする。

安全管理:作業中の安全対策を業者に徹底させると共に、周囲の従業員への影響を最小限に抑えます。

工事後は

検収・確認:工事完了後、業者と共に配線の状態や機器の接続状況を確認し、問題がないかをチェックします。

書類データの受領:配線図や機器リスト、各種設定情報などの書類データを受け取り、保管します。

保証をサポートの確認:工事後の保証期間やサポート体制について確認し、連絡先を把握しておきます。

その他の注意事項は

法規制の遵守:電気工事士の資格を持つ業者であるか、法規制に準拠した工事が行われるかを確認します。

ケーブル管理:ケーブルの整理整頓やラベリングなど、後々のメンテナンスがしやすいように配慮します。

 

さまざまな点に注意しなければいけませんが、円滑な動きを考慮すればどうしても必要となってくる内容になります。実際の作業時には、これらのポイントを押さえてスムーズなLAN配線工事を進めてみましょう。

 

OAフロアのLAN配線工事を行った際の概算工事費用

概算費用の目安

小規模オフィス(~100㎡程度):50,000円 ~ 200,000円

中規模オフィス(100~500㎡程度):200,000円 ~ 1,000,000円

大規模オフィス(500㎡以上):1,000,000円 ~

 

OAフロアのLAN配線工事にかかる概算費用に関して変動する可能性がある要因が以下になります。

 1. 配線の長さと範囲:必要なケーブルの長さやカバーする範囲によるコストの変動。

 2. 接続ポートの数:配線先の接続ポートの数が多くなることによる、コストの増加。

 3. 使用するケーブルの種類:Cat5e、Cat6、Cat6aなど、使用するケーブルの種類による費用の変動。

 4. 作業の難易度:壁の中や床下に配線を通すなど、作業難易度が高くなった場合の追加料金の発生。

 5. 施工業者の料金:施工の料金設定も業者によって異なるため、これも全体費用に影響する。

 

これらはあくまで目安ですので、具体的な見積もりを取るためには専門業者に相談することをお勧めします。

 

 

OAフロアのLAN配線工事の施工手順

OAフロアのLAN配線工事の施工手順を以下に示します。

これは一般的な手順であり、具体的なプロジェクトや現場の状況、施工業者によっては多少異なってくる内容もあります。

 

1. 事前準備

現場調査:工事現場を事前に調査し、配線ルートや設備の配置を確認します。

施工図面の作成:配線ルートや各設備の配置を詳細に記載した施工図面を作成します。

資材の準備:ケーブル、コネクタ、配線ダクト、工具など必要な資材と機器を準備します。

2. 配線ルートの確保

床下スペースの確認:OAフロアの場合、床下に配線スペースがあるので、床パネルを取り外し、スペースの確認をします。

配線ダクトの設置:ケーブルの保護・整理のために、必要箇所に配線ルートに沿ってダクトを設置します。

3. ケーブルの配線

ケーブルの引き込み:ケーブルが無理なく通るように注意しながら、配線ルートに沿ってLANケーブルを引き込みます。

ケーブルの固定・整理:配線ダクトやクランプを使用して、ケーブルを固定・整理します。

4. コネクタの取り付け

ケーブルの端末処理:ケーブルの端を適切な長さにカットし、被覆を剥がしてコネクタを取り付けます。

コネクタの圧着:接触不良がないように確認しながら、圧着工具を用いてコネクタをしっかりと圧着します。

5. 機器の接続

LANポートの設置:壁面や机上など使用しやすい位置を考慮しながら、必要な箇所にLANポートを設置します。

スイッチやルーターの接続:各ケーブルをスイッチやルーターに接続し、ネットワークを構築します。

6. テストと調整

接続テスト:ネットワーク速度や接続の安定性を確認しながら、すべての接続が正常に機能しているかテストします。

問題の修正:接続に問題があれば原因を特定して修正を行い、必要に応じてはケーブルの再配線も行います。

7. 最終確認と仕上げ

設置の確認:最終的にすべての設置が施工図面通りに行われているかどうかの確認をします。

8. 引き渡し

最終報告:完了した工事内容を報告書にまとめ、依頼主に提出します。

使用方法の説明:必要に応じて、ネットワークの使用方法やメンテナンス方法を説明します。

 

以上が一般的なOAフロアのLAN配線工事の主な施工手順になります。安全に十分注意して、計画的に進めることが重要となります。

 

OAフロアのLAN配線工事はDIY可能なの?

OAフロアのLAN配線工事は、基本的には業者に依頼する必要があります。ですが、簡単な配線作業であればDIYも可能です。

それにはいくつかのポイントを考慮する必要があります。

必要なスキルと知識

1. LAN配線の基礎知識:LANケーブルの種類、配線方法、接続方法などの基本的な知識が必要となります。

2. ネットワークの設計:どこにルーターやスイッチを設置するか、どのようにケーブルを配線するかなどネットワークの設計が必要になります。

3. 工具の使用方法:LANケーブルの加工や端子の取り付けに必要な工具の使用方法を理解していることが重要になります。

注意点

法的規制:国や地域によっては、電気配線や通信配線に関する法的な規制がある場合があるので、これらの規制を確認し、遵守することが重要になります。

安全性:配線作業中の安全に十分注意し、適切な保護具の使用が必要になります。

専門業者の利用

自信がない場合や大規模な配線工事が必要な場合は、専門業者に依頼することを検討するのが良いでしょう。専門業者は適切なスキルと経験を持っており、迅速かつ確実に作業を行うことができます。

DIYでのLAN配線工事は、適切な知識と準備があれば可能ですが、確実なネットワーク環境を構築するためには、専門家の助けを借りることも検討してください。

 

 

まとめ

OAフロアは、オフィスの機能性や美観を向上させるための優れたシステムです。LAN配線工事を含めたOAフロアの設置には初期コストがかかりますが、そのメリットは非常に大きいです。施工業者選びや費用、施工手順をしっかりと確認し、安全で効率的なオフィス環境を実現しましょう。

 

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