電気工事

2024.08.02

電気工事の営業が変わる!デジタル時代に対応するための新戦略

 

電気工事の営業って何?

電気工事の営業とは、電気工事会社が新たな顧客を獲得し、受注を増やすために行う一連の活動です。営業の活動内容は、単なる商品の売り込みではなく、顧客との信頼関係を築き、顧客の課題を理解して最適な電気工事の提案を行うことを目的としています。

電気工事には、一般家庭の配線工事やオフィスの照明設置、産業用施設の機器配線まで幅広い分野が含まれており、営業担当者は顧客の要望や予算、スケジュールに応じた提案を行うことが求められます。営業担当者が顧客に提供する情報は、契約前の見積もりや提案内容にとどまらず、工事の進捗管理やアフターフォローなども含まれ、電気工事の成功に不可欠な役割を担っています。

営業の仕事は、クライアントと初めて接触し、工事内容の提案を行い、契約成立に至るまでのプロセスを進めることがメインとなります。また、既存顧客との関係性を維持し、定期的なフォローアップやアフターメンテナンスを提供することも重要な役割です。

以下は、電気工事営業の具体的な業務の流れをまとめたものです。

1. ターゲット顧客の特定とアプローチ

住宅や商業施設、工場など、ターゲットとなる顧客層を明確にし、アプローチ方法を決定します。地域密着型の営業活動を行う場合や、インターネットを活用して広域の顧客にリーチする場合もあります。

2. 現地調査とヒアリング

顧客が抱える課題を把握し、最適な電気工事の提案を行うためには、現場調査とヒアリングが重要です。顧客の要求や現場の環境に応じた具体的な提案が求められます。

3. 見積もりと提案書の作成

工事内容を明確にし、見積もりと提案書を作成します。この際、顧客に納得してもらえるよう、価格や工事工程、納期などを詳細に説明することが重要です。

4. 契約の成立とフォローアップ

契約後も、顧客とのコミュニケーションを欠かさず、工事の進行状況を報告しつつ、スムーズな対応を心掛けます。工事完了後もアフターフォローを実施し、顧客満足度を高めることが重要です。

 

電気工事の営業のやり方とは?

電気工事の営業活動のやり方は、会社やターゲット顧客によって異なりますが、基本的なプロセスは以下のようになります。

新規顧客の獲得

新規顧客の獲得には、営業担当者が積極的にアプローチする必要があります。顧客層に応じて、飛び込み営業やインターネット広告、既存顧客からの紹介など、様々な方法で新たな接点を作ります。

飛び込み営業

ターゲット地域の工場や施設を訪問し、直接営業を行います。対面でのコミュニケーションが取れるため、顧客との信頼関係を築きやすいという利点があります。

インターネット広告

ホームページやSNS、検索エンジン広告を利用し、幅広い顧客にアプローチします。ターゲット層のアクセスを集めることができ、デジタル化が進む現代には欠かせない手法です。

紹介営業

既存顧客からの紹介により、新しい顧客と接触します。信頼性が高く、顧客との信頼関係を早期に築きやすい方法です。

ヒアリングと提案

営業担当者は、顧客が抱える課題や要望をヒアリングし、最適な提案を行うことが求められます。このステップでは、現地調査と合わせて、提案内容を具体的に固めていきます。

1. 現地調査

工事予定地を調査し、必要な設備や作業内容を把握します。現場の特性に合わせた提案ができるよう、十分な時間をかけて調査することが大切です。

2. 顧客の要望に沿った提案

ヒアリングした内容をもとに、予算やスケジュールに沿った具体的な提案を行います。顧客が納得できる提案内容と価格設定が重要です。

見積もりと提案書の作成

ヒアリングと現地調査を経て、見積もり書と提案書を作成します。顧客に納得してもらえるよう、価格の内訳や作業工程、スケジュールを明確に記載します。

価格の明確化

見積もりの価格設定が高すぎると契約につながらないため、適正な価格と共に内訳をしっかり記載します。

工程の説明

作業内容と期間を具体的に説明し、顧客の疑問や不安に答えます。

契約とフォローアップ

契約が成立したら、工事の進捗や完成後のフォローアップを行います。顧客満足度を高めるため、細かな気配りと迅速な対応が求められます。

1. 工事の進行管理

工事が予定通り進行しているか、随時報告しながら対応します。

2. アフターサポート

工事が完了した後も、点検やトラブル対応など、アフターサポートを提供し、長期的な関係を築きます。

 

電気工事の営業って今と昔ではやり方が違うの?

電気工事の営業は、時代の変化に合わせて大きく進化してきました。以前の営業手法と現在の営業手法を比較すると、顧客との接点をどう確保するかというアプローチの違いが大きく見られます。

かつての電気工事の営業方法は、主に対面営業に依存していました。例えば、地域を対象にした飛び込み営業や、既存の人脈を活用した紹介営業が一般的であり、顧客との関係は対面での信頼関係に大きく依存していました。特に、地元の企業や住宅を対象にした営業活動では、直接訪問して顧客の要望を詳細に聞き出し、その場で提案を行うことが契約成立に重要な要素でした。

一方、現在ではデジタル技術の進展により、営業方法も多様化しています。SNSやホームページ、広告を活用して、オンライン上での情報発信や問い合わせ対応が一般化し、顧客が情報を簡単に入手できる環境が整っています。今や多くの顧客がインターネット検索を通じて情報収集を行い、複数の業者と比較しながら最適なサービスを選ぶことが一般的です。

また、営業担当者の役割も変化しています。かつては対面での交渉力や説明力が求められることが多かったですが、現在では顧客が求めるスピード感を満たすために、迅速なオンライン対応が必要とされる場面が増えています。例えば、メールやチャット、ビデオ会議を通じた提案や見積もりの説明、またSNSやレビューサイトを活用した企業の評価管理など、営業担当者のスキルセットもより多様化しています。

このように、電気工事の営業方法は時代と共に進化しており、アナログとデジタルが融合した新しいスタイルが形成されていると言えるでしょう

電気工事の営業って昔ながらのやり方でも効果はあるの?

現代のデジタル化された営業手法が主流となる中で、昔ながらの営業方法も一定の効果を発揮する場面があります。特に、顧客が対面での信頼構築を重視する場合や、顧客が高齢者である場合など、直接会って話をすることで安心感を与えることができ、営業効果が高まるケースがあります。

また、地方や地域密着型の営業では、昔ながらの手法が効果的なことが多いです。地域密着型の電気工事業者は、地元住民や地元企業とのつながりを大切にしながら、地元での評判や口コミを活用して新規顧客を獲得することが多く、この場合、顔を合わせた対話が信頼を生みやすいため、対面営業の効果がより発揮されます。

さらに、リファーラル(紹介)営業も昔ながらの手法の一つですが、現在でも強い効果を持っています。紹介を通じて獲得する顧客は、既存顧客からの信頼を受け継いでいるため、成約率が高い傾向にあります。例えば、満足度の高い工事を提供した顧客から新たな顧客を紹介してもらうことで、少ない営業コストで新規顧客を効率よく獲得することが可能です。

このように、デジタル営業と対面営業の両方を使い分けることが、現代における電気工事営業の最適なスタイルとなっています

 

電気工事の営業って現在ではどんなやり方・スタイルがあるの?

現代の電気工事の営業では、デジタル技術を活用した多様なスタイルが取り入れられています。それぞれの手法には特有のメリットがあり、ターゲット層や案件内容によって使い分けることで営業効果が最大化されます。

デジタルマーケティング

デジタルマーケティングは、ホームページやSNS、ブログ、YouTubeなどのオンライン媒体を活用して、幅広い顧客層に情報を発信する営業スタイルです。たとえば、ブログでは電気工事に関する情報を発信することでSEO効果を高め、検索エンジン経由での問い合わせを促進します。また、SNSでは施工事例やビフォー・アフターの写真を投稿し、視覚的にわかりやすくアピールすることで、潜在顧客の興味を引きつけます。

Google広告やFacebook広告などを活用し、地域や顧客のニーズに合わせてターゲティングすることで、無駄のない営業活動が可能です。

オンライン見積もり・相談

オンラインでの見積もりや相談対応も、現代の営業活動において欠かせない手法となっています。オンライン見積もりを導入することで、顧客は自宅やオフィスから気軽に問い合わせや相談ができるため、問い合わせのハードルが下がり、成約率の向上が期待できます。

また、ZoomやTeamsを使ったビデオ会議を通じて、顧客との打ち合わせや提案内容の説明を行うことで、顧客は現地に足を運ぶことなく、工事の詳細な説明を受けることができます。このように、顧客の利便性を高めることで営業機会が広がることがデジタル営業のメリットです。

リファーラル(紹介)営業

リファーラル営業は、既存顧客や取引先からの紹介によって新規顧客を獲得する方法です。満足度の高いサービス提供を行うことで口コミ効果が高まり、顧客から自然と新規顧客を紹介してもらえるため、信頼性が高く、成約率が非常に高いのが特徴です。

 

電気工事の営業って実際現在のやり方・スタイルでも効果はあるの?

現在のデジタル技術や新しい営業スタイルを活用した電気工事の営業手法は、実際に高い効果を発揮しています。特に、オンラインでの見積もりや問い合わせの対応を迅速に行うことで、潜在顧客へのアクセスが広がり、成約率も向上している傾向が見られます。以下、現代の営業スタイルがどのように成果を上げているか、そのポイントを具体的に解説します。

1. SNSやホームページでの情報発信による見込み客の増加

SNSや自社ホームページを通じた情報発信は、見込み客の関心を引き付け、新規顧客の流入を促進しています。例えば、SNSで施工事例やお客様の声を視覚的に発信することで、潜在顧客にアピールしやすく、問い合わせ数の増加につながります。また、ホームページでは詳細な工事内容や料金プランをわかりやすく掲載することで、顧客が事前に十分な情報を収集できるため、問い合わせから成約までの流れがスムーズになります。

さらに、SEO(検索エンジン最適化)を取り入れたブログ記事やFAQページをホームページに掲載することで、検索エンジン経由でのアクセスが増え、より広範囲の見込み客にリーチできます。これにより、地域を超えて全国的な顧客層へのアプローチが可能になります。

2. オンライン見積もりや相談の利便性向上による成約率の向上

オンライン見積もりや相談サービスを導入することで、顧客が気軽に問い合わせできる環境が整備され、これが成約率の向上に大きく寄与しています。特に、忙しい顧客や遠方に住む顧客にとっては、オンラインでの対応は物理的な負担が少ないため、サービス利用の敷居が低くなります。

ZoomやTeamsといったビデオ会議ツールを利用しての商談も増えており、顧客との距離を感じさせない対応が可能です。営業担当者がオンライン上で工事内容や工期、見積もりの詳細をわかりやすく説明できるため、顧客も納得したうえで契約を進めることができます。このように、オンラインツールを活用した営業スタイルは、対面営業に劣らない効果を発揮しているのです。

3. 紹介営業(リファーラル営業)による信頼性の高い成約

リファーラル営業は、既存顧客からの紹介によって新規顧客を獲得する手法で、成約率が非常に高い特徴があります。満足度の高いサービス提供が口コミとして広がり、顧客から自然と新しい顧客が紹介されることで、低コストで新規顧客の獲得が可能です。

紹介される新規顧客は、既に紹介者からの信頼を得た状態で接触してくるため、安心感をもって話を進めやすいというメリットがあります。特に、大規模工事や特別な技術が必要とされる電気工事においては、信頼関係が契約を後押しする重要な要素となるため、リファーラル営業の効果は大きいと言えます。

 

 

電気工事の営業で注意することって何?

電気工事の営業には、顧客との信頼関係を築くためにいくつか注意が必要なポイントがあります。以下の項目を抑えておくことで、トラブルの回避や顧客満足度の向上が期待できます。

1. 誠実で透明性のある説明を行うこと

電気工事は、工事内容や使用する設備によって大きく費用が変わるため、見積もりや契約内容を明確に説明することが重要です。特に、追加料金が発生する可能性や、作業内容によっては工期が延びるリスクがある場合は、事前に顧客に説明し納得を得ておくことが肝要です。これにより、工事後のトラブルやクレームを未然に防ぐことができます。

また、誇張した広告や過度な営業トークは控え、顧客にとって必要な情報のみを正確に伝えることを心掛けましょう。顧客は工事に対して不安を抱えていることが多いため、営業担当者が誠実な態度で対応することが信頼構築につながります。

2. 顧客の要望に柔軟に対応する姿勢

顧客の要望や現場の状況はさまざまであり、柔軟に対応できる姿勢が営業担当者には求められます。例えば、予算の制約がある顧客に対しては、コストを抑えた提案や工事内容の調整を行い、ニーズに合わせたプランを提示することで、顧客の期待に応えることができます。

また、工事内容によっては予定外の追加作業が必要となる場合もあるため、顧客と密に連絡を取り合い、適宜調整を行うことで顧客満足度が向上します。

3. アフターサポートを充実させる

工事が完了した後も、アフターサポートを手厚く行うことが大切です。電気工事は、配線や設備の不具合が後から発生する可能性もあるため、トラブルが発生した際には迅速に対応できる体制を整えておくことが必要です。

アフターサポートの例として、定期点検やメンテナンスの実施を提案することも有効です。これにより、顧客は長期的に安心して設備を使用できるだけでなく、信頼関係が深まり、リピート依頼や紹介にもつながる可能性が高まります。

 

電気工事の営業って今後どうなっていくの?

電気工事の営業は、技術の進化と顧客ニーズの多様化に伴い、さらにデジタル化と高度化が進むと予想されます。特に、スマートホームやIoT技術、エネルギーマネジメントシステムの普及によって、電気工事の分野が広がるため、それに合わせた営業手法の変革が求められるでしょう。ここでは、今後の電気工事営業の進展における主なポイントを解説します。

1. デジタルツールのさらなる活用と効率化

今後、営業活動にはより高度なデジタルツールの活用が期待されます。顧客管理システム(CRM)や営業支援ツールが、既存顧客のニーズや履歴を正確に記録し、見込み顧客のステータスを管理する役割を果たします。これにより、営業担当者は一人ひとりの顧客に合わせたアプローチが可能になり、成約率が高まることが期待されます。

また、SNSやオンライン広告の精度も上がり、ターゲティングした情報発信が可能になるため、見込み顧客への効果的なアプローチが可能です。例えば、地域や年齢層、興味分野に応じた広告配信を通じて、最適な情報を届けることができ、営業活動の効率化につながります。

2. IoTやAIの導入による予防保全とリモートメンテナンス

IoTやAI技術の進化により、電気設備のリモートモニタリングと予防保全が一般的になると考えられます。電力設備の状態をリアルタイムで監視し、異常が発生する前にメンテナンスの提案を行うことで、顧客満足度の向上が期待されます。

営業担当者も、AIを活用したデータ分析により、顧客の使用状況や設備の劣化傾向を予測し、定期的なメンテナンスや設備の更新提案がスムーズに行えます。こうしたサービスを提供することで、顧客との関係が長期的に維持でき、信頼関係も深まるでしょう。

3. 顧客体験の向上を目指したカスタマーサクセスの導入

今後の電気工事営業では、カスタマーサクセスの考え方が重要視されるようになるでしょう。カスタマーサクセスとは、顧客が契約後も工事の成果を最大限に活用し、満足度を高めていくための取り組みです。営業活動は契約を結ぶだけでなく、顧客の満足度を持続的にサポートし続けることが必要とされます。

例えば、工事完了後も定期的にフォローアップし、問題が発生した際には迅速な対応を行うことで、顧客満足度がさらに高まります。このように、長期的な関係を維持するための顧客体験向上が、今後の営業活動に求められる要素となるでしょう。

4. スマートホームや再生可能エネルギー分野の拡大

スマートホーム化が進む現代では、エネルギー管理や電力消費の効率化が重視されるため、電気工事も単なる配線工事にとどまらず、エネルギーマネジメントや太陽光発電の導入といった提案が必要になります。再生可能エネルギーや省エネ対策に関する知識を持つ営業担当者は、顧客にとって頼れる存在となり、競争力が高まります。

また、エネルギー効率を重視する顧客層に向けて、家庭用エネルギー管理システム(HEMS)や蓄電池の提案も増えるでしょう。電気工事営業の範囲が広がることで、提案内容も複雑化しますが、顧客にとって価値のあるアドバイスを提供することで、信頼関係がさらに強固なものとなります。

5. サステナビリティと社会貢献への関心の高まり

現代の顧客は、持続可能な社会づくりに関心を持つ傾向があり、電気工事の分野でも環境に配慮した提案が求められるようになります。例えば、省エネ設備の導入やリサイクル素材の活用といった、環境に配慮した工事内容の提案が重要視されます。

営業担当者は、環境への配慮に対する知識や提案スキルを高め、顧客にとって魅力的なエコソリューションを提供することが今後の差別化要素となるでしょう。顧客が環境を意識した決定を行うサポートをすることで、社会的な評価も向上し、企業の成長にもつながります。

 

このように、今後の電気工事営業は、技術の進化と顧客ニーズの多様化を背景に、高度化・デジタル化し、顧客中心の対応が求められる時代へと進化していきます

 

 

まとめ

電気工事の営業は、時代の変化と共に大きく進化し、顧客との接点や信頼関係の構築方法も多様化してきました。かつては対面での営業が主流でしたが、インターネットやデジタルツールの普及により、今やSNS、ホームページ、オンライン広告を活用した営業活動が標準的となっています。こうしたデジタル技術を活用した営業活動は、広範囲の顧客にアプローチしやすく、特に若年層や時間のない顧客への迅速な対応が可能です。

一方で、リファーラル(紹介)営業や地域密着型の対面営業は、依然として大きな効果を発揮します。特に対面営業は、直接のコミュニケーションにより顧客の信頼を得やすく、リファーラル営業は顧客からの紹介により、高い成約率と低コストを実現できるため、電気工事業界の強力な手法として残っています。

さらに、今後の電気工事の営業では、AIやIoTの導入が進み、営業活動の効率化や顧客データの活用がより重要になるでしょう。これにより、顧客のニーズに合わせたタイムリーな提案が可能となり、営業の質がさらに向上することが期待されます。また、工事後のフォローアップや定期点検、アフターメンテナンスなどのカスタマーサクセスの視点も重要となり、顧客の長期的な満足度を確保することで、信頼関係が一層深まります。

電気工事の営業は今後も、デジタルとアナログの融合による顧客志向の対応が求められる時代に突入しています最新のテクノロジーを活用しつつ、顧客に寄り添ったサービスを提供することで、電気工事会社の成長と顧客満足度の向上を同時に目指すことができるでしょう

 

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